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JALファーストクラス vs ANAプレミアムクラス (後編)
2008-11-19 Wed 04:46
<11月9日(日) ANA416便 大阪(神戸)→東京(羽田) プレミアムクラス>
 首都圏東京でも空港は2つなのに、近畿・大阪圏では今やなぜか3つ空港がある。さすがにこの3つ目の神戸空港はそれ程の規模はなく、コンパクトサイズの地方仕様の空港だ。
 大きくないこの神戸空港ではチェックインカウンターの係員はまばらで、カウンター頭上表示の区別もあまり関係なく少ない係員が少ない客のリクエストをさばいている。ご相談カウンターとかってところに案内されて銀行みたいな態勢で座りながら、アップグレードポイントを使ったプレミアムクラスへの当日アップグレードをリクエストした。コンパクトな空港にも関わらず余裕をもって出発70分程前に着いたが、既に満席となっていた。しかももらったアップグレード空席待ち番号は2番。もう既に誰か居るのねって感じ。空席待ちの呼び出しはこの後ろのカウンターで呼び出しますって言われた……え!?って感じ。さすが小規模空港!空席待ち呼び出しは搭乗ゲート付近のカウンターが一般常識だけど。ここの空港は手続き後にセキュリティゲートをくぐって乗っても充分間に合うってことなのね。
 もちろん上級クラス客やマイレージ上級会員向けのラウンジなんてものは無い空港。幸いアメリカンエキスプレスカードを持っているので、¥500無料特典を受けるべく飲食階に上がって上島珈琲店へ行った。しかしこの店ははっきり言ってハズレだった。コーヒーそのものはともかく、嫌煙の自分は入口手前の混雑した禁煙エリアの椅子に狭く座らねばならなかった。喫煙可コーナーは奥の落ち着けるソファ席なのに。退店時に食器を返却しにカウンター行ったら、隣の台に置いてくださいなんて言われる始末。ありがとうございますも言わずに指図だけする店員にキレたので、黙ってほったらかして展望デッキへ直行して飛行機を眺めることにした(笑)。この空港でカフェで待つなら、以前のアメックス特典提携先で入ったことのある菊水茶廊の方が施設も店員もずっとお勧めだ。
081109-1.jpg←ピンボケでごめん、空席待ち整理券。 081109-2.jpg←展望デッキより

 おみやげも買って空席待ち呼び出し予定まであと5分かな~ってそこらのイスに座り始めた途端、自分の名前が呼ばれた。カウンターに行ったら先程手続きしてくれた係員のお姉さんが名乗る必要もなく自分の顔を覚えていてくれて、手際よくプレミアムクラスへの変更手続きをしてくれた。あいにく窓側ではないんですが…って最初の自分の口頭のリクエストもきちんと覚えてくれていた。シンプルでコンパクトで迷わない動線でセキュリティをくぐり飛行機に乗り込んだ。以下搭乗券類のコピー。最近のANAはICカードやバーコードで搭乗出来るシステムになっているが、最後に出てくる正式な搭乗券も含めて紙が3枚も出てくる。エコに良くないような気が…。それでも従来の改札機よりは紙詰まりがなくて効率的なのか???
081109 b

 昨4月から始まったANAのプレミアムクラスのサービスにおいて、座席にアタリハズレがあることを把握している。アタリシートだけを広告写真(以下の(c))に打ち出して、実際に飛んでるのは殆どハズレシート、更には改修もしていない従来シートのままの機材も多いっていう事実に、ANAが公正取引委員会からCM排除命令を受けたのは記憶に新しい事件である。その後ANAは、現在は順次改修中であること、更には改修後の座席にも機種による座席の違いを明示するようになった。航空マニアの掲示板でも、CMのような座席は飛んでないって連日騒がれてた位だから航空マニアの力なのかも。よくぞ騒いでくれました(拍手)。
 以下ANAホームページからの抜粋写真。
(a)081109-a.jpg (b)081109-b.jpg (c)081109-c.jpg
(a)B777機のプレミアムクラス座席。東京(羽田)~大阪(伊丹)の主力機だが、その改修を急いだ結果なのか、従来座席布地を張り替えてシートピッチを広げただけのハズレ座席となった。ホームページには改修済みって書いてあるけど、永久にこのままなのかなあ?
(b)そこで今回の自分の復路は改修済みB767機の就航する神戸空港発最終便を選んでみることとしたわけである。
(c)殆ど(b)と同じだが更に手元で動かせる読書灯が付いている。最新鋭のB737機のもの。なぜ微妙に違うのか???
 以下実際の座席写真。またピンボケごめん。
081109-4.jpg 081109-3.jpg
乗ったら乗務員が挨拶に来て新聞すすめてくれる。JALのように積極的に上着を預かってはいないが、JALとは違ってこの座席には上着を掛けられるフックがあるので、引っ掛けない人は預かってくれる様子だ。ブランブランするんだけど、常に自分の物が手元にあるというのは安心だ。

 この時間なので食事は「プレミアムデリ」と題した軽食のサービスとなる。スーパーシートプレミアムの時と同様にボックスが配られた。飲み物のリスト(国際線のような立派な冊子)が座席ポケットに入っており、短い国内線のわりに随分選択肢は豊富である。欲張りにシャンパン、白ワイン、赤ワインを一気にオーダーしておいた。時間が短くて飲めないかもしれないことを考慮して、シャンパンと白ワインを最初に持って来てくれた。食事と共に飲み終えたところを見計らって、おつまみと赤ワインを持って来てくれた。その直後に座席ベルトサインが点灯し降下を始めた。あ~なんとあわただしいこと(もっとも3本を堪能するには無理がある水平飛行時間)。
 座席デザインや食事の容器の見栄えはJALに劣る。特にワインに関してはJALはグラスに次いでくれて飲んだらまた次いでくれるようなサービスのところを、ANAではスーパーシートプレミアム時代と変わりなくミニボトルとプラスチックコップでのサービスである。しかし、味は決して負けていない。というかANAの勝ちに思う。アルコール、ドリンクのセレクションにおいては素晴らしい。もちろんスーパーシートプレミアム時代よりグレードアップしている。以下、配られた軽食ボックスとそこに入っていたメニューの小さな紙と、ドリンクメニューの冊子各頁のコピー。
081109 m 081109 (6) 081109 (7)
081109(1)_convert_20081119032714.jpg 081109+(2)_convert_20081119032740.jpg 081109+(2)_convert_20081119032740.jpg 081109+(3)_convert_20081119032805.jpg 081109+(4)_convert_20081119032831.jpg 081109+(5)_convert_20081119032852.jpg
 ワインのセレクションが素晴らしい!以前香港ゆきのビジネスクラスで飲んだ時にも感動したことがあるが、その時と同じ感動であると、満足の意を降機時に乗務員さんに伝えた。そうすると、ANAはワインに力を入れており特にプレミアムクラスになってからは、国際線ビジネスクラス同様のワインのセレクションとしているとのお答え。ちなみにその香港ゆきで飲んだのはニュージーランドワインだったことも話した。そうすると白ワインですねという即座の切り返し。ニュージーランドワインなんてまだまだ有名ではないが、この乗務員さんはそんなことも知ってるってことにも今回驚き!


<JALファーストクラス vs ANAプレミアムクラス 結論!!!>
 高級感を味わうのならやはりJAL!羽田空港内の特別な搭乗ルートはよく出来ている。座席のデザインも洗練されている。食事の食器やドリンクの食器やワインの注ぎ足しサービスにおいてもやはりJAL。レストラン同様である。ANAが2クラス制なのに対しJALは3クラス制の中での最優等クラスサービスなので、それなりに特別感も違う。
 しかし、食事の味、ドリンクのセレクションに関してはやはりANA!口にしてみればわかるJALとの違い。乗務員、地上係員の親しみやすさもJALより一段以上上。

・・・ということで、どちらがいいか…というかどちらが好きかってことになるのかな。皆さんの判断で~。このレポートで満足いかなければ実際に乗り比べて教えて下さい。

…自分は今回のテーマ、ファーストクラスvsプレミアムクラスという観点以外に、JALとANAどっちが便利か?東京大阪線においては?という観点も総合的に踏まえてANAに軍杯をあげたい。
 羽田も伊丹も地上に着いてからは空港バスが始発がANAターミナルになっていること、ANAは手荷物検査場やラウンジになるべくそばのゲートを羽田~伊丹線に割り当てているけど、JALはこんな最主要幹線のわりに意外と近くないのだ。地上係員に関しても羽田のJALカウンターはハズレが多いと感じる。ラウンジ内のドリンクもJALの方はあまりにも乏しい。
 確かに高級感はANAはJALに負ける感があるが、東京~大阪で結局JALファーストクラスは+¥8000に対しANAプレミアムクラスは+¥7000。更に別の路線ならANAは+¥数千円って区間もある。
 そんなこんなで自分はANA主体で飛ぶことにしま~す♪
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